スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

エスパワー 

月曜日休みだったんだ。学校が創立記念日で。
水曜日休んだんだ。めんどくさくなって。
そして木曜日に思ったんだ。月曜日に休んで、火曜学校に行って、水曜休んで、今日来たんだから、明日休みで良いよな。
そう思ったら休みになったさ。理由は台風。良いね、台風。劇場版エヴァ見に行っちゃったよ。
「ACE3」を買った。前評判(映像)だともう最高のゲームでした。実際そうでした。エウレカとかキングゲイナーとかターンAとかもう最高。
一つ残念なのはストーリー(キャンペーン)では2人プレイが出来ないこと。
それさえ出来たらもっと良いのに。
「THE LANGUAGE OF BLOSSOMS」はギャグバナなんだけど、これが結構難しい。元々用意してある(ツクールシリーズなど)やつなら得意なんだけど。
そんなこんなで試行錯誤。頑張ったつもりです。
「THE LANGUAGE OF BLOSSOMS」
第25話「ワイルドアニマル」

ピンポンパンポーン

学校中に間延びした音が響く。普通の人間なら何度か聞いたことのあるチャイムの音だ。
それが鳴った後、全ての部屋に設置されたスピーカーから女性の声が聞こえる。

『・・・えっと・・・放送委員です・・・と言うか、委員長の兎野股皆世(とのまたみなせ)です・・・・・・』

スピーカーから流れてくるのは掠れているが、可愛らしい声。
放送委員、委員長の兎野股皆世は可愛らしい声とは裏腹に、烏の濡れ羽色をした長い髪を二つに結んで肩から垂らし、陰気で幸薄そうな顔をしていて、実はカワイイものが好きでお人好しという、まあそんな感じの人物。

『緊急放送です・・・心してお聞き下さい・・・』

因みに真琴達は今、瀬戸先生の数学の授業中だ。放送に授業を邪魔された瀬戸先生は、舌打ちをした。

『え~・・・動物愛好会から、動物が脱走しました・・・えっと情報によると、蠍、猪、豹、獏、海豹等が逃げ出したらしいです』

その言葉に教室が騒然となる。
動物愛好会とは、この学園の部活動(人数が少ないため愛好会扱いだが)の一つで学園の敷地内に広大な活動場(動物を入れておく柵が大半)を所有している。危険な動物が多く、なにかの条約に引っかかりそうなものまでいる。
何でそんなものがあるかというと、学園長の「動物?私動物好きー!」の一言が決めてである。
今では無法地帯状態で、様々な動物を飼育している。そして時たまこういう風になって、

『よって、指令です・・・早急に捕獲し、元の所に戻して下さい・・・・・・生徒全員で』

こうなる。
初めてのことに、真琴達1年生はすかさず突っ込む。

『何でだよ!』



放送があってから数分後、真琴は柚子と慰穏と共に廊下を歩いていた。
あの後、瀬戸先生の的確な指示の元グループ分けがされ、各自見つけたら報告、そして捕獲だそうだ。
石の力を使っていいかどうか聞くと、駄目だそうだ。こんな事程度で力を使っていては駄目らしい。
それと、放送の方は

『これで終了です・・・皆さんがんばってって・・・ドアが開いた・・・あ、獏がはいってきた・・・獏・・・獏・・・ああっ駄目、獏さん。そこは・・・!』

と言って途切れた。獏に襲われたのだろうか。まあ今回の話には関係ないので無視することにする。非情な作者だ。

「話聞いた限りだと・・・猛獣とか出るんだよね・・・」
「うん・・・豹とか言ってたけど・・・」

真琴と柚子は身を寄せ合いながら進む。慰穏も同じように寄り添っているが、何だか楽しそうだ。頬、赤いし。

「遭いたくないよね・・・凶暴なのには・・・大人しいのが良いな・・・海豹とか」
「そう言えば海豹とか言ってたよね・・・何で海豹・・・」
「北海道には海豹のカレーがある・・・」

突然慰穏が言った。
柚子がおずおずと尋ねる。

「・・・どういうこと?」
「・・・食用?」
『・・・!』

慰穏の発言に真琴と柚子が青くなる。この学校なら有り得ない話じゃないし。
そんなことを話しつつ歩いていると、真琴が何かにぶつかった。

「わぷっ。す、すいませ・・・ん?」

真琴は変な反応をしてしまう。そして、目の前にいる物体を上から下までじっくり観察する。
腕は太くたくましく、身体中を純白の毛で覆い、そして全長が2メートル位あった。

「・・・あの・・・?」

真琴は無駄と分かって、その相手に会話を試みた。
そして返答はこうだった。

「くぅまあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
『くまぁぁぁぁぁぁ!?』

熊は鳴き声(いや、こんな鳴き声はないだろ)を上げ、真琴達は絶叫した。
それがいけなかった。興奮した熊(白熊)は真琴達に襲いかかった。

「クマァ!」
「うひゃ!」

最初の一撃は柚子に向けて、横凪ぎに熊の腕が振られる。柚子は腰を抜かして何とかそれを避ける(避けたとは言えないが)
尻餅をついたため、柚子は一瞬動けなくなる。
そこに熊の追撃が迫る。

「危ない、避けて!」

真琴が柚子に飛びつき、彼女を守る。しかし、そのため、熊の太い腕が真琴に迫る。普通よりも華奢な真琴がこれをもろに喰らったら、確実におだぶつだろう。熊の腕が真琴に触れる直前、
慰穏がそれを受け止めた。

「・・・へ?」

そしてそれをゆっくりと上に挙げて、ついには熊が宙に浮いた。
圧倒的な身長差がある彼女が熊を持ち上げているという奇妙な光景に、真琴と柚子は唖然とする。
一方慰穏は不適な笑みを浮かべ、

「ふふ・・・おいたはいけないよ・・・」

と言って窓に近付き、熊を落とした。因みにここは3階だ。
熊は「ぐおおおおおおん」と言って落ちていった。結構な高さだが、当たり所が悪くなければ大丈夫だろう。熊だし。
一仕事終えた顔をして慰穏は2人に振り返り、笑顔で言った。

「さあ、どんどん行こうかーってあれ?」

振り向くと誰もいなかった。2人は恐怖におののき、さっさと退散したのだ。ここでの恐怖とは、慰穏に向けてのことだが。

「・・・・・・」

一人取り残された慰穏は、ただ、呆然とするだけだった。

ついでに美砂姫の方は、何体ものアナコンダ(ノーパン)と熾烈な寝技対決(昨日やってたテレビの影響)を繰り広げ勝利を収めた。
墓守斗狼琉は肉を狙って現れた豹との熱い死闘の末、固い友情で結ばれた。
真琴と柚子は本部(体育館)でのんびりお茶を啜っていた。そして数日間、慰穏から変な眼で見られることとなった。

TO BE CONTINUED

後書き
ああミスった。あんまりギャグっぽくない。やっぱむずいわ。
って言うか、ギャグ要員が完全に美砂姫とかになってたり。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kishitapphoenix.blog68.fc2.com/tb.php/283-30a38910

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。