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僕の嫌な事。 

リトルバスターズ最高!
鍵の作品の好きな順を並べてみます。
1.ONE.
2.リトルバスターズ!
3.CLANNAD
4.Air.
5.MOON.
6.智代アフター
7.KANON.
8.プラネタリアン

ううむ、それくらいに良い作品なのである。
そんな作品の妄想二次創作なんか作って良いのだろうか?
良いのかもしれない。それが、たとえその物語を否定していても・・・・・・。
そこに描かれた物語は、僕達の旅の道筋の一つに過ぎないのだから。

なんて、言い訳。自分勝手だね。

『過ちを越えて (佳奈多ルート妄想)』

 辿り着いた僕の目の前に広がるのは、ただひたすらに紅い色だった。

02.『染まる、空に』

 窓の外には、何処までも灰色に染まった風景が広がっていた。
 昨日の夜。葉留佳さんの家に泊まった僕は、少し遅れて学校に来た。遅刻の罰として先生に怒られたり、真人に心配されたりしたけど、巧く筋肉筋肉言って誤魔化せたと思う。
「・・・・・・」
 先生の声が聞こえてくる。だけど、授業中だと言うのに、僕の心はそっちに向いてくれない。僕の心は、目の前に広がる灰色の世界に向けられていた。
「理樹、おい理樹!」
「・・・・・・えっ!? ああ、真人」
 気が付けば、真人が僕の肩を叩いていた。
「三枝の奴が呼んでるぜ?」
 真人の指さす方には、葉留佳さんが居た。いつもなら元気いっぱいにクラスに入ってくる彼女は、何故か今日は弱々しくて、扉に隠れるようにしながら僕を見ていた。
 僕は彼女の所に歩いていこうとした。それを、
「理樹・・・・・・」
 真人が呼び止めた。
「一つだけ、一つだけの忠告を聞いて欲しい・・・・・・」
「何?」
 真人の顔がいつになく険しい。いつになく思い詰めた顔をした真人は、僕の顔を見て良く分からない事を言った。
「あいつに・・・あの三枝に深く関わるな・・・・・・」
「それ、どういう事。真人・・・・・・」
 訳が分からなかった。あの真人が、他人を否定するような事を真顔で言う筈なんか無い。
「巫山戯てるの?真人・・・・・・」
「違う・・・ただ、今は分からなくて良い。わからなくても良いんだ」
「うん。僕には分からないよ。でも、もし僕が昨日寮に帰らなかった事を怒ってるんだったら謝るよ・・・ゴメン真人」
「そうだな・・・今は、そうとしか思えないよな・・・・・・」
 真人が何を言いたいのか良く分からない僕は、彼を振り払って葉留佳さんの所へ向かった。
「待たせてごめんね。どうしたの?」
「いやぁ、理樹くん。面白い提案があるんデスよ。いっちょう、乗ってみませんか?」
 そういうと、葉留佳さんは秘密の話があるからと言って僕を連れだした。行き先は校舎裏。人気も少なく話し声も響かないここは、秘密の話にはうってつけだった。
「ばっくれちゃおうか?」
 それが葉留佳さんの提案だった。
「えっ!?」
 突拍子もない提案に僕は驚く。
「いや、ほらなんかドンヨリしてるし・・・勉強も身に入らないし、何て思いましてね」
「いやいや、葉留佳さんはいつも身に入ってないでしょ」
「うー、酷いデスね。理樹くん」
 でも、その提案は少し魅力的だった。僕は僕で勉強する気が起きなかったし、葉留佳さんと遊んでいるのも悪くないと思う。
「うん、でも面白いかも。ねぇ、どこに行くの?」
「うんとね・・・私の家じゃ駄目かな?」
「良いよ、じゃ行こうか」
 僕は教科書や筆箱もそのままに、葉留佳さんの家に行く事にした。

 葉留佳さんの家は、昨日泊まったばっかりだって言うのに新鮮な感じがした。
 部屋に入り、適当に談笑をする。葉留佳さんの作ってくれたデザートと、美味しいマーマレードティーが二人の会話を弾ませてくれる。
 二人でちょっとだけいけない事をして食べたデザートは、いつもより美味しく感じられた気がした。

02.『染まる、空に』/了
 
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